リクルートカードと楽天カード お得なのはどっちか比較してみた
2016/08/13
楽天市場や楽天トラベルで使える楽天ポイントとホットペッパービューティやじゃらんなどで使えるリクルートポイント。どちらの方が使いやすいのでしょうか?
それぞれのポイントを貯めることが出来る楽天カードとリクルートカードについて、ポイントの貯まり方や使い勝手の良さ、補償や保険を比較してみました。
楽天カードとリクルートカードの共通点
まずは楽天カードとリクルートカードの共通点についてまとめました。
・年会費無料
・JCB、VISAならnanacoなどの電子マネーにチャージ可能(楽天カードでMasterCardなら不可)
・海外旅行での傷害保険が最大2000万円補償(利用付帯のため、飛行機代もしくは旅行ツアー代金をカード支払いしている必要あり)
・家族カードが無料
・1ポイントの価値は1円
楽天カードとリクルートカードの違い
次に楽天カードとリクルートカードの違いをまとめました。
ポイント還元率
楽天カード | 1% |
リクルートカード | 1.2% |
楽天カードの利用をすれば楽天市場の買い物でポイント2倍と言われていますが、これは楽天会員としての買い物ポイントで1%に楽天カードの利用で1%の合計2%付くことを意味しています。その他のクレジットカードを使用した場合は、楽天ポイントではなくリクルートカードであればリクルートポイントが付きます。
逆に、じゃらんの予約をリクルートカードで行えば、多くのリクルートポイントが得られます。
<例1>楽天市場で1000円の商品を購入し楽天カードで決済
楽天会員の楽天ポイントとして1%の10ポイント
楽天カードの楽天ポイントとして1%の10ポイント(合計、楽天ポイント20ポイント)
<例2>楽天市場で1000円の商品を購入しリクルートカードで決済
楽天会員の楽天ポイントとして1%の10ポイント
リクルートカードのリクルートポイントとして1.2%の12ポイント
<例3>じゃらんで1000円の旅行を予約しリクルートカードで決済
リクルート会員のリクルートポイントとして2%の20ポイント
リクルートカードの利用ポイントとして1.2%の12ポイント(合計。リクルートポイント32ポイント)
国内旅行に対する保険
国内旅行中にケガをしたり、病気をした場合に保険からお金が出るサービス。
楽天カードには国内旅行に対する保険付帯はなし。
リクルートカードは国内旅行での傷害保険が最大1000万円。
楽天カードの上位カード、楽天プレミアムカードであれば国内旅行での傷害保険が最大5000万円付帯します。
ショッピング保険 動産総合保険
クレジットカードを使って購入した商品が破損・盗難など損害を受けた場合に補償する保険サービス。
楽天カードには付帯無し。
リクルートカードでは年間200万円まで補償付帯。(購入後90日以内)
楽天カードの上位カード、楽天プレミアムカードであれば動産総合保険が最大300万円付帯します。(購入後90日以内)
ETCカード発行
楽天カードは楽天Point Club会員ランクがダイヤモンド・プラチナ会員の場合、無料。(それ以外は年会費540円必要)
リクルートカードはJCBの場合、無料。(VISAの場合、年会費1080円必要)
会員ランクによる特典
楽天カードは会員ランクによる特典があります。
・レギュラー ポイント対象の楽天サービスご利用で、ポイントを獲得
・シルバー 過去6ヶ月で200ポイント以上、かつ2回以上ポイントを獲得
・ゴールド 過去6ヶ月で700ポイント以上、かつ7回以上ポイントを獲得
・プラチナ 過去6ヶ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得
・ダイヤモンド 過去6ヶ月で4,000ポイント以上、かつ30回以上ポイントを獲得、かつ楽天カードを保有
ダイヤモンドなどの高ランクだと、さらにポイントが3倍もらえるなどのキャンペーンに参加することが出来ます。(エントリーが必須)
一方、リクルートカードには会員ランクによる特典はありません。
楽天ポイント貯め方 使い方
楽天ポイントの貯め方
・楽天市場で利用代金の1% + 楽天カード利用で1% の合計2%
・楽天トラベルで利用代金の1% + 楽天カード利用で1% の合計2%
・楽天ビューティで利用代金の1% + 楽天カード利用で1% の合計2%
・サッカーくじの楽天toto購入代金の1% + 楽天カード利用で1% の合計2%
など
楽天ポイントの使い方
楽天ポイントの利用先は楽天市場での購入がベストです。
他にマイルとしてANAマイルに変更も可能です。
さらに楽天ポイントをザクザク貯める方法
リクルートポイント貯め方 使い方
リクルートはローソンとポイントを提携したため、リクルートポイントからPontaポイントに統合されました。
Pontaポイントの貯め方
・旅行予約のじゃらんで利用代金の2% + リクルートカード利用で1.2% の合計3.2%
・ヘアサロン予約のホットペッパービューティで利用代金の2% + リクルートカード利用で1.2% の合計3.2%
・ポンパレモールで利用代金の3% + リクルートカード利用で1.2% の合計4.2%
・ローソンで利用代金の1% + リクルートカード利用で1.2% の合計2.2%
など
Pontaポイントの使い方
やはり旅行予約サイトのじゃらんや、ヘアサロン予約のホットペッパービューティ、ネットショッピングのポンパレモール、実店舗ではローソンやライフ、マイルとしてJALマイルにも変更可能。
まとめ
クレジットカード自体のスペックを比較すると、国内旅行にも保険が付帯しており、ポイント還元率も高いリクルートカードに軍配が上がります。しかし、楽天の会員ランクがゴールド以上でキャンペーンを上手く利用できれば、リクルートカード以上のポイントを得られることも出来そうです。
結局、楽天市場で買い物が多いのであれば楽天カードの方が良いでしょうし、ホットペッパービューティやじゃらんの利用が多いのであればリクルートカードを利用すべきでしょうね。
どちらにせよご自身のライフスタイルに合わせて、ポイントを一つに集めるのが最も賢いクレジットカードの選び方なのではないでしょうか。